コトタマ辞典
出典が書かれていないものに関しては、あくまでも、菊池昭雄独自の見解でございます。
島田正路先生著の『コトタマ入門』によれば、
日本語は、生命の究極構造の原理に則って物事の名前が定まり、
その名前そのままの実相が明らかに生かされる、
日本語は、世界で唯一そんな言葉だったようです。
【ひ】(霊)
広辞苑によると、『ひ』(霊)の一文字で、
霊力。神霊。 という意味となっている。
【ひかり】(お日さま)
「ひかり」も、ヒ から始まる言葉(言の葉)である。
言霊では、光は、『霊駆り』(ひかり) と書く。
【おひさま】(お日さま)
「おひさま」も、ヒ である。
【ひのもと 日本】(日の本 日本)
「ひのもと 日本」も、ヒから、始まる言葉(言の葉)で
ある。
【ひと】(人)
『ひと』(人)は何故『ひと』と言われるようになったか?
『ひと』は、コトタマ(言霊)の持っている意味からすると、
『人』ではなく、『霊止』という漢字となります。
神様が『ひかりあれ!』と宣まわれて、『おひさま』ができ、
『ひかり』が誕生しました。
そして、『ひのもと(霊の元)日本』が誕生し、
『ひと』(霊止)が産まれました。不思議なことに、全部、
『ひ』コトタマから始まります。
『ひと』は、『ひ(霊)』が、カラダに『と(止)』どまった
ので、『ひと』(霊止)という言葉になったのです。
『ひ(霊)』がどこに止まったか、それが、カラダ(身体)です。
『カラダ』は、カラ(空)なので、カラダと言われました。
カラのカラダに『ひ(霊)』が『と(止)』どまったので
人は、『ひと』という言葉になりました。
死ぬということは、『ひ(霊)』が元の宇宙に戻るということを
暗示する言葉にもなっています。
『ひと』の言葉ひとつをコトタマ(言霊)から理解することで、
『霊』の存在、この霊が潜在意識の在り処にもなっています、
また、死生観にも良い影響を持って与えてくれます。
【ひらく】(開く)
開くも、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
【ひらめく】(閃く)
閃くも、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
【ひっし】(必死)
必死も、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
【ひつよう】(必要)
ヒツヨウも、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
【ひよう】(費用)
ヒヨウも、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
【ひきつける】(惹き付ける)
『ヒ』言霊に目覚めると、惹き付ける、引き寄せが
起ってくることを暗示している。
【ひがん】(彼岸)
彼岸も、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
ヒガンは、日神とも書ける。
広辞苑によると、彼岸の一つの意味は、
生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界。
反対語が、此願(しがん)という。生死を繰り返す
迷いの世界。シガンは、死神とも書ける。
【ひがん】(悲願)
悲願も、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
『ヒ』言霊を悟り、彼岸に至ることが、ヒトの
悲願であることを暗示しているのかも知れない。
【じひ】(慈悲)
ジヒも、ジのヒ の言葉(言の葉)である。
ジとは、死の強調、寺、字等。
広辞苑によると、
慈悲とは、仏・菩薩が衆生をあわれみ、いつくしむ心。
一説に、衆生に楽を与えること(与楽)を慈、苦を除くこと
(抜苦)を非という。特に、大乗仏教においては、知恵と
並べて、重視される。
【ひみつ】(秘密)
秘密(ヒミツ)も、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
『ヒ』言霊を悟り、彼岸(ヒガン)に至ることが、ヒトの
悲願(ヒガン)であることが、この世の秘密になっていたことを
暗示しているのかも知れない。
【ひっし】(必死)
必死も、ヒから始まる言葉(言の葉)である。
人生の秘密を知るために、ヒトは、必死で生きているのではないか?
【び】(美)
ビは、日本語の美(ビ)に通じている。
ビーと響くと、美(ビ)になることを暗示している。
【よろこ び】(喜び)
喜びも、ヒトとヒトが、ヒビきあい、「よろこ」ビが産まれる
ことを暗示している。
【わびさび】(侘び寂び)
侘び寂びも、ビが入る。
和美寂美 という漢字をあてがうと直感的に理解しやすいかと思います。
【あそびまなび】(遊び学び)
良く遊び、良く学び、にも、ビが入る。
遊びにも、学びにも、ビーと響くことが大切であることを
理解できる。
【びんかん】(敏感)
ビーと響くと、敏感になることを暗示している。
敏感でいるためには、潜在意識がビーと響いていることが大切で
あることを顕している。
【じかん・くうかん】(時間・空間)
大祓いの祝詞の最初に、
『高天原に神詰(かみづ)まります。』という言葉があるのを
御存知でしょうか?これは、『神』のエネルギーが、高天原という
宇宙に充満していることを表現していると説明している本と
出会いました。宇宙は、目に見えないダークエネルギーでも
満たされていました。そのことを、このように表現していたとは
大変に、驚きました。
そういえばと、閃きが来ました。
私達は、時間・空間の中今(なかいま)に住んでいる訳ですが、
言霊で感じると、
時間=>ジカン 、ジ神
空間=>クウカン、クウ神
でした。私たちは、神(カン)の時空の中で生かされていたのですね。
【うめ】(梅)
何の現象もない宇宙が活動を開始して何だか知れないが何かが動き出す。個人はこの原始の意識の一点に言霊ウと名付けた。
梅の木は冬まだ去りやらぬ白一色の野に、春に先駆けて生命の息吹とも言える花を咲かせる。言霊ウの目の意で、その花を「うめ」と名付けた。
梅の語源である。
出典:古事記と言霊 ページ14から引用
【すぎ】(杉)
木(き)の中心(す)
【ひのき】(桧)
霊の木、なので、神社の建築材として用いられる。
【こころ】(心)
ころころ
出典:コトタマ学 第一号から第九十号会報集成書上巻 島田正路著
ページ349より
【いえ】(五重)
五重(いえ)が、人の住む家(いえ)の語源
五重とは、五母音界層のこと。
出典:コトタマ学 第一号から第九十号会報集成書上巻 島田正路著
ページ350より
【じしん】(自信)
自信は、言霊では、『自神』と感じることが出来る。
つまり、自分が神の子であると意識できるかどうかが
自信を持つことができるかどうかに掛かっていることを
教えてくれている。
神の子は、言霊でいうと、ヒ(神霊)の子 と同一の意味となる。
人類分け隔てなく、皆
日の御子、ヒミコである。
【しんじる 】(信じる)
信じるは、神知る。
【かんじる】(感じる)
感じるは、神知る。
【かんせい】(感性)
かんせいは、
感性 => 神性 => 完成
と三段階で、成就することを暗示している。
【ちょっかん 】(直感)
決断の時、再度に頼れるものは、直感だと言われる。
それは、直感は、直神 であるからだった。
直感で閃いたことは、神様(宇宙意思)からの回答ということを暗示している。
【しあわせ】
しあわせには、いろいろな願いが込められた言葉と感じる。
四合わせ では、夫婦、親子、四つの合わせで幸せに成ることを暗示。
志合わせ では、夫婦で、志が合っていれば、夫婦愛もうまく成ることを暗示。
支合わせ では、支え合うことで、うまく回ることを暗示。
【ありがとうございます】
「ありがとうございます」とは、「あ」(絶対・本源・光源・光」、「り」(螺旋状に放射され組み合わさる)、「が」(輝きに輝く、無限に無限に輝く)、「とう」(相対のすべてが十字に組み合わさり、大調和する)、「ご」(凝り固まって。物質化して、物質化して)、「ざ」(光・命がさらさらと流れる)、「い」(いのちが輝いている・躍動している)、「ま」(完全・完璧)、「す」(弥増しに増す)、という意義です。だから神様の働きのすべてを総称する言葉なのです。
出典:『ありがとうございます』484ページから引用。
【かんしゃ】
「かんしゃ」は、感謝という漢字が充てられているが、
神謝 とも、感じることが出来る。
神様、あるいは人、森羅万象に対して、「言」で、「射」する、
つまり、ありがとうございます、と発声する(射する)ことのように、
感じることが出来る。
【せい】(生、性、聖、精)
生きることは、性を大切にすることでもあり、
性を大切にすることで、聖となれることを暗示している。
「社会の乱れは、性の乱れから」という教えも残っている。
性を大切にする生活をすると、夫婦も仲良く、精 も出て、
元気に生きることが出来る。
【かんいん】(姦淫)
姦淫は、神陰、神因。神様の最も大切な陰の世界を犯すことを暗示している。
性を、大切にしてほしいという願いを感じる。
もっとも美しい大切な愛は、夫婦愛(めおとあい)?。
【イギリス】
イ+義理+ス :イは、イ言霊、スは、中心
義理が、入っている。
大英帝国は紳士の国と言われている。
伝統的な王室もあり、日本と国柄、また島国という形状も
似ているところがある。
【フランス】
フランは、孵卵。スは、中心。
フランスは、新しい数学理論の卵など、多くを孵化した。
基礎から学びたいと思われた方に
脳力全開学校(ヒ知りの里)を開校して、安価に学べるように
しております。こちらで、コトタマの原理を基礎から学んで
頂ければ幸いでございます。
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